2024年10月に無事ご卒業されたS様(非監護親)と北川の対談をこちらに掲載させていただきます。
アイエムアイの面会交流サポートサービスは、5年間ご利用いただきました。
お子様は双子で高校生です。非監護親のS様は、特に卒業を希望されていませんでしたが、監護親の判断でこの度卒業することになりました。なぜ、監護親がそのような判断をしたのか理由はわかりませんが、おそらく、もう子どもたちに任せても大丈夫な年頃になったことや、真面目な非監護親の態度に安心したからだと思います。
対談の中にも出ていますが、年頃のため、双子のうち男の子の方が「今日は面会に行かない」と言うことが時々ありました。しかし、会えば非監護親と楽しい時間をいつも過ごしていました。急に面会がキャンセルになっても、非監護親は不満を言うことが一度もありませんでした。だからこそ、次の面会ではまた笑顔で面会交流ができていました。おおらかさがとても学びになりました。ちなみに、利用サービスは付き添いサポート付きの室内面会でした。
北川理事長:「ご卒業おめでとうございます。これからは、こどもたちと直接連絡取り合いながらの面会になりますが、どのようなことに気をつけていきたいとおもっていますか?また、どのようなお気持ちでしょうか?」
S様:「とても嬉しいです。ただ、信用して自分に任せて貰えた相手の事を思うと気を引き締めて望まないとなと思いました」
北川理事長:「一度も双方トラブルがなく終わりましたね。風邪や急なキャンセルも多々ありました。『今日は面会に行かない』と言ったお子様の気分で急なキャンセルもありましたね。そういった際にも、ご不満を言うことは一度もありませんでした。素晴らしいと思います。どのような気持ちでしたか?」
S様:「残念な気持ちは勿論ありましたが、風邪は仕方ない事ですし、気分に関しては多感なお年頃なのでそりゃそうだよなって気持ちでしたね〜自分も若い時は急に理由もなく外出たくないって思いましたし。」
北川理事長:「連絡も、遅れることがなく真面目にすぐお返事をくれました。とてもありがたかったです。何か気をつけていたことはありますか?」
S様:「アイエムアイさんとの信頼も大事だと思いましたので不安にならないように一言でも良いのでアクションは必ずするよう気にしてました。前日とか近づいてきたら携帯をとにかく気にしてました笑」
北川理事長:「これから面会交流を始める監護親さん、非監護親さんにアドバイスなどお願いします。」
S様:「状況は人それぞれだと思いますが、あくまでも子どもの為の場なのでお互いに子どもにとって何が良いか何が喜ぶかを考えて、母父が譲り合いというか気を遣い合って下さい。とにかく子どもを1番に考える事を大事にしてください。」
S様は、自分の行為により相手が傷ついてしまったことを初めて会った日に正直に話してくれたことが印象的でした。双方、相手方を悪く言う人が多い中、こちらのお父さん、お母さんは相手のことを必要以上に悪く言うことがありませんでした。お子様たちも、そんなお父さんお母さんの愛情をうけてすくすく育ち、とても素直です。
私達もたくさんのことを学ばせていただいたと思っています。
ご卒業おめでとうございます!