一般社団法人アイエムアイは、2013年4月に創業した保育事業者です。
西18丁目駅すぐそばの保育ルームでの保育、そしてどんな場所でも保育できるベビーシッターサービスや、イベント保育など「総合保育サービス」を標榜した活動をして参りました。
なぜ保育事業のアイエムアイが面会交流をはじめたのかというと、それは自分自身の経験と、ある弁護士の一言がきっかけでした。
アイエムアイの起業後まもなく、私の父と母が離婚をしました。
裁判にまでなった父母の離婚はとても精神的なダメージの大きいものでした。成人した私ですらこんなに辛いのだから、小さな子どもはもっと辛いのではないか、と当時感じました。
そして離婚の際に、担当してくれた弁護士さんが「面会交流というものがあるのだけれど、アイエムアイさんは保育事業者だし、やってみたらどうか」とアドバイスを頂き、その弁護士さんの一言がきっかけで、2015年1月に、このサービスは生まれました。
アイエムアイの保育理念は、「父性母性調和型保育」です。
父性愛も、母性愛も、両方こどもにとっては同じくらい大切な物なのです。
もし「お父さん(あるいはお母さん)が嫌い」と言っていたとしても、それは本心ではないことも結構多くあるのです。
親権がある・ないに関わらず、子どもにとって「お父さん・お母さん」はかけがえのない存在に変わりありません。そして、子ども自身がお父さん、お母さんとどう付き合っていくのか自分で決めていく権利があります。
面会交流はもともと、「子どもの最善の利益」のために存在します。
親子が面会交流をすることで子どもの健やかな成長に繋がるのであれば、面会交流は実現していかなければなりません。(その逆で、面会交流をすることで、こどもの健やかな成長が妨げるのであれば、たとえ、様々な親の都合があったとしても面会交流は行わないほうが良いのです)なので私は、「アイエムアイの面会交流サービスを使って親子の交流の場が実現し、子どもの自立を促し、子どもの明るい心を育めるように応援したい」と思っております。
近年では、DVを理由とした離婚も多く、「面会交流中、子どもに何かあったらどうしよう」と悩む方がとても多くおります。そんな方には、「付き添いサポート」というサービスで、面会交流の間、スタッフが親子のそばに常駐することで安心して面会交流が実現できるように見守らせて頂きたいと思っております。
最後になりますが、私たちアイエムアイは、これからも「面会交流は親の都合ではなく、子どもの最善の利益のために行われるものである」という理念のもと、幸せな親子の交流を実現していきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
一般社団法人アイエムアイ
理事長 北川 仁美
https://www.facebook.com/imi.hitomi.k
小冊子『北川仁美インタビュー』
※一般社団法人アイエムアイの組織概要と理事長の経歴につきましては、アイエムアイのホームページをご参照いただければ幸いです。